2020.11.3

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ああ、好きでいてよかった。人やモノを好きでい続けるには、そういう実感に基づいた理由が必要だ。でも、狂った人間はその理由を勝手に作り、勝手に好きでい続けることができる。

 

というのが、『神様のボート』の感想だ。読むたびに気付かされるものがある、わたしのバイブル。何度も同じ本を読む意味は、自分の変化を知れることにある。逆に、自分が大人になったからこそ、その良さをより味わえるということもあるから、本は何度も読めばいい。

 

友だちにこの本を薦めた。理由は、きっと共感できると思ったから。恋愛モノではあるけど、この本には恋愛に関してでなくても納得できる理屈が書かれている。本当みんな読んだ方がいいよ。みんなっていうのは、わたしと親しいみんなのことやけど。