2020.7.26

好き嫌いでなく、この本は良いと思った。女を女たらしめる部分が詰め込まれていて、良い。今のわたしに必要な感じがした。執筆された時代を感じる言葉遣いや描写も素敵。自分の本選びの上手さを褒めてあげたい。

 

本を読んだ後、「あの子に薦めたいな」と考える時間が好きだ。同じ文化を共有できる人がそばにいることは、わたしにとっては当たり前ではないから。

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あの人は優しい人ではなかったのだと気づいたとしても、そのときどきにもらった優しさがなかったことにはならないと思う。こちらが優しいと思えば優しいのだ。だから逆に、相手がこちらのことを思ってやっていたのか考えることは、あまり意味がない。