2021.3.1

去年の11月頃だったと思うけど、街中で突然震えがとまらなくて、動けなくなったときがあった。無理矢理体を動かして近くのカフェに入り、好きな本をぎゅっと握りながら息を整えた。情緒不安定すぎて笑っちゃうけど、今考えるとストレス溜め込んでたんだろうな。何者にもなれない自分について、いちばん考えてた時期だから。それでも今ここにいる自分はえらい!えらくないか。ふつうか。誰か助けてって思うけど、助けられても意味がないのは、そうだから。わたしの苦しみの根源はわたしにあるからね、わたしにしか助けられないんだよ。なので、人に「考え過ぎだよ」ってよく言われる理由はとても分かるけど、でもわたしは考え過ぎるくらい考えなきゃいけない人だ。バカだし。持ち味だし。人生だし。あのね、何者でもない自分を好きでいれる人のことが羨ましいと思う。妬ましく思う。