2020.12.6

やさしい人になりたい。みんなにとってやさしくありたいし、それでいて好きな人たちにはすこぶるやさしくしたい。

 

でも、わたしは「やさしいね」と言われることが少ない。やさしさのつもりでこっそり取った行動は、相手が別の意味で受け取ることも多い。だから、やさしくされた相手が気付けるように配慮することもやさしさかもしれない。押し付けがましくするという意味ではなく、ちゃんと気持ちを伝えるという意味で。

 

そんなわたしの至らぬやさしさに気づいてくれる人がいる。「君の優しさって寝てて布団をそっとかけてくれるような優しさだよね」と言ってもらえてすごく嬉しかった。この言葉は、とてもやさしい。わたしが他人にやさしくありたいと思うのは、みんながわたしにやさしくしてくれるからだ。今日も溺れるほどのやさしさを浴びて、その美しさに惚れ惚れした。